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コラム

ホームページ内でお客様自身で更新できるページについて

ホームページ 2024/08/20


Miyajima Hitomi

Webデザイン、コーディング、庶務

普通の主婦からウェブデザインを約1年勉強し、ウェブデザイナーに。
ウェブデザイナー歴10年以上です。
お客様のご要望に丁寧に寄り添い、ウェブサイトについてわかりやすく説明しながら、制作・運営をサポートしています。主に女性向けのデザインが得意です。


最近よくご相談されることとして、「ホームページの更新を社内ですることは可能ですか?」ということがあげられます。

ホームページはコンテンツがデータとしてインターネット経由で送信され、それをパソコンやスマートフォンなど端末で表示させるという特徴があり、表示する画面サイズがさまざまであるがゆえに裏側はコードで書かれた言語のかたまりで、更新するためにはコードの意味がわからないと難しいというのが定説ですが、ひと手間かけることで枠の中に表示された文字を書き換えるだけで更新ができるという仕組みにすることも可能です。

当ウェブサイトのサービス 「保守・運営」のページ
「定期的な更新が予想される部分は、お客様で編集できる仕様にすることも可能です。(オプション対応)」
ということを書いていますが、この部分についてもう少し具体的にお話します。

ホームページをクライアント様自身ですべて更新できる?

ステイションでホームページを制作をさせていただいたお客様の多くは、ブログやお知らせ、業務実績といった更新頻度の高い、日々記事を作成、追加していくようなページは、ワードプレスをの機能を使って、お客様自身で更新できるような作りにしています。
一方で更新をしたとしても1年に1回~2回程度で、あまり更新頻度が高くないページについては、簡単更新のためのシステムは導入せず、その都度私たち制作会社に更新を依頼していただく場合が多くなっています。

すべてのページを、プログラムのようなコードを触ることなく、いわゆるノーコードで更新できるような仕様にするには、以下の工数がかかり、その分費用が高くなります。

お客様で更新しやすい仕様のホームページにするには

  • 1.更新可能にする部分、入力項目の情報整理、組み立て設計
  • 2.文字数が変化した場合や画像のサイズが変わったときのことを考慮したレイアウトを想定してデザインする
  • 3.ホームページ更新管理画面に入力欄を作成する
  • 4.入力欄に記載された内容をページ上に反映させるためのプログラムコードを書く
  • 5.レスポンシブ(スマートフォンとPC両表示対応)レイアウトも考慮する
  • 6.場合によっては機能追加のために有料のプラグインが必要となる
  • 7.管理画面上での操作方法マニュアル作成とレクチャー

またデザイン制作の段階で、凝ったデザインにするのか、更新してもレイアウト崩れしにくいシンプルなデザインを採用するのか、両方とも重視するのかということで制作料金がかわってきます。
ページの内容を更新して、文字数や画像サイズが変わったとしても、レイアウトがくずれないようにするためには、なるべく複雑なデザインは避ける必要があります。またレスポンシブ(スマートフォン表示)のことも考慮しなければなりません。
クライアント様自身でスマートフォンなどでとった縦幅横幅の違う写真を編集をそのままページの写真として当てはめたり、印刷物のように字間をつめるなど文字数によってレイアウトを微調整することはできません。
デザインも凝ったデザインにしながら、更新も自分でできるようにしたいといった場合は、その分制作時にさまざまなパターンに対応できる複雑なシステムを作るための工数がかかり、その分料金も高くなります。

内容を更新したいという具体的な部分として、トップページのスライド写真を時々変えたい、年に一度業務報告など情報公開のためリンクを作ってPDFファイルを見えるようにしたい、会社概要の社員数や取引会社名は毎年変わるので自分で更新できるようにしたい、採用情報は更新していきたいといったご要望もあります。
そのようなご要望は、制作途中で出てくることも多いのですが、オプションとして構築のための追加料金をいただき、更新できるような仕様にしています。また納品後、運営していくうちに「この部分は更新頻度が高いので自分で変更できるようにしたい」などのご要望が出てくることもあります。その場合、該当部分を更新できるように追加でシステム構築部分をお見積りすることになります。もちろん、お見積もりの段階で分かっている場合は、はじめにそれを含んだ見積りをお出しします。

つまり、この記事の見出しである「ホームページをクライアント様自身ですべて更新できる?」の回答としては、「すべて更新できるような仕様にすることは可能です」と言えますが、その分費用をかければということになります。
予算的に難しければ、定期的な更新が予想される部分のみを更新可能なシステムとしておき、更新頻度が低い部分は、私たちステイションに更新を依頼いただいた方がお得になる場合もあります。

あらかじめ費用をかけて更新できるような仕様にしたほうがいいのか、その都度更新を制作会社に依頼する方がいいのか、そのあたりは初期の予算、更新頻度、デザイン性、また社内のホームページ担当スタッフの有無などを考慮した上で、総合的に判断することになりますし、私たちもご相談に対応しています。

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