コストダウンのため
D-1. まずはコストについて現状の把握
4つ目の目的は「コストダウン」です。この目的も「コストダウンしなくては」というよりは「今のホームページ、全然更新もしていないのに月々5,000円もかかっている」、「もう少し安くならないか」というニーズです。
特に5年以上作った当時のままで何も触っていないという場合は、一度見直しをしていただくとコストダウンに繋がることが多くあります。これは自動車保険の見直しや家庭、事務所のインターネット回線契約の見直しと同じくホームページの契約にも当てはまります。
コストダウンを図るためには、まず現状把握からスタートします。意外にも、ご自身がどの会社と契約しているのか、いつ、いくら料金を引き落としされているのかを把握されていない場合がほとんどであまりにも多いのが実情です。が、確かに契約してしまえば、あとは自動的に引き落としされていくのでわからなくても当たり前と言えば当たり前です。
まずは契約書を見つけましょう。また、銀行預金、またはクレジットカードの明細を見て、いくら支払っているのかを把握してください。
その際、契約内容もしっかりと見直してください。
当時のホームページ制作会社の言われるままにみなさまの企業名名義でxxx.comなどのドメインをお名前.comなどで契約、サーバーもお客様名義でロリポップやさくらサーバーと契約している場合がひとつ。もうひとつはホームページ制作管理業者との契約で月々4,000円または5,000円、もしかしたらそれ以上引き落としされている場合もあり得ます。
その場合、契約がいつまで続くのか、契約満了年月を確認してください。大体この種類の契約は初期費用無料で月々5,000円ずつの5年契約、総額が300万円になったりもします。さらに契約満了時期が来れば、同じ金額または少し金額を下げて契約延長というパターンになっています。
さらにこの類の契約でよくないのは契約を終了すると同時にホームページの所有が移転するわけではなく、返却、なくなってしまうという内容になっていることです。これではホームページがなくなるばかりか、普段ビジネスで使っているメールアドレスもなくなってしまうことからビジネスに支障をきたします。ぜひお早めに検討、ご相談を開始してください。
ですので、契約満了日を目標にサイトリニューアルを計画していくと良いでしょう。ウエブサイトの所有権はなくても、現在使っているxxxx.comなどのドメイン名は希望すれば譲渡してもらえる場合がほとんどですので所有権の移転をしましょう。なお、ウェブサイトのリニューアルには計画から制作、公開まで6ヶ月見ておくと良いと思います。
この段階でホームページ制作業者に声をかけて見積もりを取り始めてもよいのですが、さらに検討しておくと良いことをお話しいたします。
D-2. ホームページリニューアルの場合はもう一度「目的の明確化」を
コストダウン、ホームページ管理業者の見直しが初期の目的ではありますが、契約を見直すとホームページそのものが無くなってしまう場合、それは単にホームページの移転ではなく、ホームページリニューアルということになります。
つまりそれは、もう一度一番最初に戻って「目的の明確化」を行うことになります。すなわち、新しく作るホームページの目的はコストダウン以外では
1.集客・売上の向上
2.採用・求人の成功
3.ブランディング
のうちのどれなのかを明確にしましょう。
いや、「今まで通りのホームページがあればいいんだけど」と言われる方も多くいますが、せっかく新しく作るならと考えると、「こんなホームページにしたい」「同業他社はこんなかっこいいホームページだったな」と考えるといろいろとイメージが広がってくると思います。
また、じっくりと遡って考えると、ホームページを持つ目的は上記の1~3のどれかに当てはまるのではないでしょうか。もう一度、一番目の目的の明確化から考えて見てください。
ステイションではホームページ企画の無料相談、見積依頼を受け付けております。
ぜひお気軽にご連絡ください。