マーケティング思考
マーケティング 2020/05/28
娘が大学に進学し部屋の模様替えをしたいということで、机と本棚を新調するとのこと。
当然今まで使ってきた机が不要になるわけですが、 小学一年生から使ってきて、しかもまだまだきれいなのでごみとして処分するのは忍びないと思いました。
そこでメルカリで売ろう、と考えたのですが、机みたいな重いもの送料だけで相当な金額が必要になることが予想されます。
そこで「取りに来られる方」を条件に入れたいと考えました。
その話をステイション社員山本安里に話したところ「「ジモティー」を使うといいですよ」と教えてもらいました。
「ジモティー」って何?というところから始まるわけですが、「ジモティー」とは無料の広告掲示板で「中古あげます、譲ります」や「メンバー募集」などの情報発信ができます。
家具、家電、パソコンなどカテゴリーが分かれており、「ジモティー」(地元民?)の名前通りこれが最大の特徴ですが、愛知県さらに細分化して名古屋市までの地域別になっています。
ジモティーに「とりに来られる方、学習机5000円、12年使いましたが、わりときれいです」というコメントと共に全体写真、机の脚にあるキズの写真を掲載しました。
すると一日二日の間に3件も希望者が現れたではありませんか!
できれば小学生を持つ家庭にこれからも永く使っていただきたいと思い、お子様を持つ母親だと思われる方にお譲りすることを決定しました。
ネット上で2、3やりとりがあり、曰く「娘が自分の部屋を初めてもって学習机を欲しいと言っていたところです」とのことでした。
そして譲渡の当日、庭に学習机を解体して用意していたところ、家に白いワンボックスカーが停まり予想に反し、来られたのは中年の男性二人、私との会話は日本語ですが、二人の間の会話は日本語ではありませんでした。
「???」がついたまま、あれよあれよという間に机は車に積み込まれ、約束の5000円をいただき、「自分は宗教関係の者だ」と言われて去っていきました。
信者さんにあげるのか転売して資金にするのか、いやその人の娘さんが実際に使うのかもしれませんが、今でも釈然としないまま、処分費もかかるかもしれない中、まぁ5000円もらえたからいいか、と自分を納得させていました。
譲渡をお断りした他の二人はというと、一人はハンドルネームから男性、使用履歴が数十件あることから転売ヤーと思われ、その後まもなく規約違反でアカウント削除されていました。
もう一方は初めてジモティーを使う主婦の方のように見えました。
利用者の中にはかなりベテランの転売ヤーが混じっているようです。
もし、ただ売り先が見つかればよいというのではなく、自分には不要だが大切にしてきたものなので、ぜひ必要としている人に譲りたいという場合は、
・大切に使ってくれる人に譲りたい旨をしっかりと書く
・転売目的の方はご遠慮くださいと書いておく
・転売目的の人が一般人を装ってコメントしているので、2、3具体的なやりとりをして相手の素性をできるだけ確かめること
このあたりがポイントかなと思いました。
それでも平気でなりすます人はいて、ハンドルネームがいかにも女性っぽく、さらに絵文字などを使って女性っぽい雰囲気を出してくるのでなかなか見抜くことは難しいのです。
いい勉強いい経験になりました。
そのあたりを注意しつつ、自転車やスーツケースなど中古でも欲しいという場合はジモティーをのぞいてみると掘り出し品が見つかるかもしれません。
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