コラム
ホームページ 2023/09/07
ステイションで制作したお客様のホームぺージの多くは、ブログを設置しており、日々更新・活用していただいています。
内容としては、新製品の紹介や業界の新しい情報、設備投資についてや社内外の親睦会や日常の出来事や想い、幼稚園保育園であれば園児の様子、人材派遣会社なら研修生の様子など内容は多岐に渡ります。私も時々そのようなブログを興味深く読ませていただいています。
ブログの目的はいくつかに分かれますが、ここでは “新規顧客獲得のためマーケティングの視点” で「企業サイトにおける集客に効果的なブログ運用とは」と題して、お伝えしたいと思います。
企業サイトにおける集客に効果的なブログ運用とは
目次
ブログを書くメリットはたくさんありますが、マーケティングの視点からは、以下の4つにまとめられます。
集客のためには、まずは見てもらって知ってもらう必要があります。
見てもらうためには、とにかくGoogle検索で上位に表示される必要があります。
検索で上位に表示されるようにする施策をSEO(Search Engine Optimize)対策、サーチエンジン最適化といいます。
Googleがwebsiteの表示順位を決めるための評価項目は200以上あると言われており、SEO対策にはいろいろな方法がありますが、ブログ記事を定期的に継続して投稿することも、更新頻度が上がり、文章が増えて含まれる検索キーワードも増えるため、検索順位を向上させる効果があります。
例えば、ある人が検索したキーワードが、あなたが書いたブログ記事のタイトルと合致した場合、Googleの検索結果に表示される可能性が高くなります。
さらに、そのページの内容が検索した人の知りたいことに応える内容であれば、ブログ記事を最後まで読んでもらえます。そのことでGoogleの評価が高まり、さらに上位へと表示位置が上がり、より多くの人が記事を見るという好循環が期待できます。
ブログ記事を見つけてもらって読んでもらったら、どんな人が書いているのだろうと読んだ人は思うでしょう。文章の終わりにトップページへのリンクボタンを設置すればクリックしてくれるかもしれません。そうすれば、ブログ記事だけでなくあなたの会社のホームぺージを見て会社の名前や存在を知ってもらうことにつながります。
意外と長いおつき合いの企業同士でも、あなたの会社をしっかりと理解してくれているというケースは少ないでしょう。製品商品紹介、業界情報から企業のビジョン・価値観、社内の活動から社員個人としての趣味に至るまで、様々な記事を継続的に発信することで、顧客はよりあなたの会社に興味を持ってくれファンになってくれます。
また、専門知識や深い洞察を情報として発信すれば、専門家として多くの相談が寄せられることになるでしょう。
経営者の想い、会社内の日常の出来事、社員の趣味の話などは、人となりを読者に伝え、
信頼や親しみを持ってもらうことにつながります。
私自身は、お客様が私のブログ記事をよく読んでくれていたため、初対面なのにまるで以前から知っていたかのように親しく話しかけていただいたというような経験を何度もしました。営業においても仕事を受けるより前に、まずは友達になろうということも言われます。ブログ記事は、親近感と信頼を生むためのとても優秀なツールなのです。
信頼があるということは、お問い合わせ・受注につながる重要な要素です。
また親睦会など社内の雰囲気を伝える記事は、採用活動においても有用なコンテンツになるでしょう。
まずは読者像を決めましょう。ブログの内容は、読者の関心やニーズに合わせることが重要です。読者が知りたい情報や役に立つ情報を提供することを心がけてください。
例えば、ウェブサイト制作会社なら、読者像は以下のものが考えられます。
・企業の代表者向け
・企業のウェブサイト更新などの担当者向け
・ウェブデザインを勉強している人
・ウェブデザイナーになりたい人 など
ステイションの本ブログは、 主に「企業の代表者」または「企業のウェブサイト担当者」です。
読者像が決まったら、次は目的を決めます。
読者に何を伝えたいのか、どのような行動を促したいのかを考え、目的を設定しましょう。
例えば、このステイションの本ブログでは、
ブログの記事には、関連性の高いキーワードを適切に使用します。記事のタイトル、見出し、本文にキーワードを配置しましょう。ただし、無理にキーワードを詰め込むことは避けてください。Googleは、あくまでも検索する人に関連性のある質の高い情報を適切に提供することを大切にしています。
コンスタントにブログを更新することは重要です。
定期的な更新を行うことで、読者は新しい情報を期待するようになります。また、
情報の厚みが増すことで、読者の内容に対する満足度が高まることが期待されます。
そして、頻繁な更新はSEOにもプラスの影響を与えます。
正確な情報を提供するためには、信頼性のある情報源を複数参照することが重要です。複数の情報を参照し、情報の一貫性や信頼性を確認してください。抽象的な言葉や曖昧な表現は、できるだけ避けるようにすることも大切です。具体例を示したりなど、具体的な表現を用いることで、読者にわかりやすく正確に伝わります。また、ブログを書いた後は、文章の誤字や脱字、語句の使い方・一貫性(例えば、主語は企業か会社か、ユーザーか読者か顧客かなど、どの語句を用いるか)をチェックし、文章を整えましょう。
CTAとは、具体的な次の行動を喚起するリンクテキストやボタンのことです。
例えばトップページへのリンクやお問い合わせフォームへのリンクなどです。
ボタンが設置してあれば、読者にホームぺージの他のページを読んでもらったり、お問い合わせにつながりやすくなるでしょう。
上記で挙げた効果的なブログを書くためには、時間とライティングできる人が必要です。
ただ日記を書くだけなら簡単かもしれませんが、質の高い記事の作成・編集には、スキルと手間がかかります。組織内でそれを担当する人や専門知識が不足している場合、負担となる可能性があります。
日々忙しく業務をする中で、どうしてもブログを書くことの優先順位が下がることもあるでしょう。また継続的に物事を行うことは、なかなか難しいものです。
しかし、継続的に新しいコンテンツを提供しないと、読者の関心を失ったり、検索順位が下がる可能性があります。ブログを始める前に更新スケジュールを計画し、ブログの更新を維持できる体制を整える必要があります。行き当たりばったりで記事を書くのはよくありません。
ウェブサイトが新たに立ち上がった場合、最初は十分なアクセスを確保するのが難しいです。検索エンジン最適化(SEO対策)や宣伝が必要になり、それには時間と労力がかかります。
1.Googleの検索順位が上がる
2.あなたの会社の認知度が上がる
3.「あなたの会社のファンづくり」に貢献
4.親しみやすさから信頼へ
1.読者像を決める
2.目的を決める。
3.SEO対策を考慮する
4.定期的に更新する
5.情報を正確に提供する
6.ブログ記事の終わりにCTAを設置する
1.ライティングスキルと時間が必要
2.継続性の維持
3.認知されるまでに時間を要する
いかがでしたか。
今回は、ブログのメリット、効果的なブログにするには、ブログの難しい点を、一般的な考え方とともにステイションを例に挙げながら、説明しました。企業によっては、あてはまらない部分もあるかもしれませんが、上記でお伝えしたことを参考に、あなたの会社ではどのようにブログを活用できるか、お役に立てればと思います。
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